Quarkus計装

Quarkusは、ソフトウェア開発者がJVMとQuarkusネイティブイメージアプリケーションの両方で効率的なクラウドネイティブアプリケーションを構築するのを支援するために設計されたオープンソースフレームワークです。

Quarkusは、幅広いライブラリに最適化されたサポートを提供するためにエクステンションを使用します。 Quarkus OpenTelemetryエクステンションは以下を提供します。

  • すぐに使える計装
  • OpenTelemetry SDKの自動設定、OpenTelemetry SDKで定義されたほぼすべてのシステムプロパティをサポート
  • Vert.xベースのOTLPエクスポーター
  • OpenTelemetry Javaエージェントでサポートされていないネイティブイメージアプリケーションでも同じ計装を使用可能

ネイティブイメージアプリケーションを実行していない場合、QuarkusはOpenTelemetry Javaエージェントでも計装可能です。

はじめに

QuarkusアプリケーションでOpenTelemetryを有効にするには、プロジェクトにquarkus-opentelemetryエクステンションの依存関係を追加します。

<dependency>
    <groupId>io.quarkus</groupId>
    <artifactId>quarkus-opentelemetry</artifactId>
</dependency>
implementation("io.quarkus:quarkus-opentelemetry")

デフォルトではトレーシングシグナルのみが有効になっています。 メトリクスログを有効にするには、application.propertiesファイルに以下の設定を追加します。

quarkus.otel.metrics.enabled=true
quarkus.otel.logs.enabled=true

OpenTelemetryロギングは、Quarkus 3.16.0以降でサポートされています。

これらおよびその他の設定オプションの詳細については、OpenTelemetry設定リファレンスをご覧ください。

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